クラブの活動理念に賛同し、スポーツを通じた地域貢献をサポート頂いております賛助会員の皆様をシリーズでご紹介していきます。
2018年度 第2弾は「中川木工芸 比良工房」様です。
クラブを応援して頂いて、今年で3年目になります。
BSCの夏の事業であるサマースクールでは地域の子どもたち対象に木工ワークショップを開催していただき、木工芸を通して、地域の子どもたちが成長できる機会を作ってもらうことができました。
中川木工芸様、日頃より温かく応援していただき、ありがとうございます。
【会社名】
・中川木工芸 比良工房
【事業内容】
・木工品の製造・販売
・木工の体験(要予約)
・ギャラリー「草庭」の運営(店舗・オンラインショップ)
・月1回の草庭マルシェ(工房見学、木工ワークショップの開催)
【特徴・注目ポイントを教えてください】
・今では少なくなった、桶・樽の製造技法を中心とした木工製品を作っています。
伝統的な技法を用いて、デザイン性に富んだ、現代のライフスタイルに合う製品作りをしています。既存の形にとらわれず、伝統的と革新性を融合させた、新しいデザインを造り出しています。
【仕事をする上で大切にされていることは?】
・物づくりにおいて、日本も一時は「早い・安い・大量生産」が目立っていたが、物が多い時代だからこそ逆に今、便利さを優先するのではなく、物を大切に使う価値観が見直されているので、生活の中で「活きていく物」を作り出す事を大事にしています。
また、木工作品は子どもと同じで、木、部位によって性格(性質)がそれぞれ違うので、その性格を読んで仕事をすることが大切になります。木は生き物であり、個々の性格に合わせ適材適所に当てはめてあげる作業が、木工芸の難しさでもあり魅力と言えます。
【協賛のきっかけや動機は何でしたか?】
・子どもがクラブのサッカーチームに入ったのをきっかけに知り、クラブの方針(子どもの個性に合わせた指導をしている)に共感し、頑張る子どもたちの力になれればと思いました。(木工品製作と子育て・スポーツの指導は、共通するところが多いと思う!)
また、自身が自然の豊かさと地域の温かさに惹かれてこの土地を活動拠点に選んだので、この地域に根ざした活動をしている団体という点も興味深いと思いました。
【2018年を振り返って、中川木工芸 比良工房様にとって、どんな1年になりましたか?】
・工房を大物から蓬莱に移転して3年がたちました。少しずつ手を入れ、工夫し、作業効率も上がりました。また、それとともに若手職人が腕を上げてきてくれたので、今年はある意味、土台を固めることができた年かもしれません。来年は、しっかりとした土台の上で更なる製作、発表活動ができるよう努力したいと思います。
【今年のBSCとの関わりや、活動に対して共感できる部分はありましたか?】
・今年も夏休みに、BSCサマースクールの元気で愉快な子どもたちに木工体験をしてもらいました。大人の発想にはない自由で伸び伸びとした作品にいい刺激をいただきました。スポーツだけでなく、勉強やもの作り、農作物の収穫など、子どもたちが楽しく参加できる仕組みを作られているのが素晴らしいと思います。
【今後、BSCに求める活動(事業)や関わりがあれば教えてください。】
・上にも書きましたが、スポーツだけでなく、地域交流や地域を知る活動。スポーツに苦手意識を持っている子も気軽に参加できるような、楽しく体を動かすようなゲーム大会や謎解きイベントみたいなものはどうでしょう。
【BSC会員やクラブへ向けてのメッセージを一言!】
・「地域の力」が必要な今、ここで育った子どもたちが地域を作っていってほしいと願っているので、びわこスポーツクラブがその拠点になってくれたらと応援しています。
スポーツを通じて子どもたちが、それぞれの個性・得意分野を活かして「大きな木」に成長していってほしいです!!
現在、工房と併設されているショップ草庭で月に1回、マルシェ(工房見学や木工ワークショップ)を開催されています。ご興味がある方は是非ご参加ください!
【住所・連絡先】
・滋賀県大津市八屋戸419
・077-592-2400
・ https://www.nakagawa-mokkougei.com/
中川様、ありがとうございました。
写真は2018年サマースクールでの木工ワークショップの様子です。
このような貴重な体験をさせていただいき、地域の子どもたちが学び・楽しみ、そして成長できるきっかけを作っていただき、感謝、感謝です。